学生実験が科学の発展を支える

私が修士課程を修了してから1年。
次の後輩の修士論文も、完成が近付いてきました。
今週、要旨(日本語)の提出を終え、
審査用の本文の提出も、もう2週間後です。

そんな時期ですが。

昨日=1月18日付の讀賣(朝刊)の5面に、
後藤卓也氏(千葉大・工学部出身)の
こんな言葉がありました。


「学生時代の卒論や入社したばかりの頃に
 与えられたテーマは狭いと思いがちですが、
 深掘りすることで世界が広がり、
 思わぬ技術革新があります。」

「学生時代は、実験や現場を大切にすること、
 技術開発は一人ではできないことも
 学んでほしいと思います。」


ここでは工学系学部学生へのメッセージとして
「技術革新」「技術開発」という言葉が使われていますが、
多少の違いはあれど、私たちの学部の学生にも
通じるものがあるように思いますね。

数多く行われている学生実験は、科学の発展を支えられる。
理科大にいると、たしかにそう思います。


・・・と、私もそんなのん気なことを
言っている場合ではないのですが。

 

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