昨日は2021年の7月も半ばに差し掛かる日曜日。その夕方の一時的な豪雨は、なかなか経験のない勢いで来て通り過ぎていきました。道路の冠水を目の当たりして、ワーとかキャーとか言いつつ足止めを喰らったりもしたけれど、翌朝起きてみたら、
雨が打ち付けた山は肌が削られ、雨水が一度溜まったところはツルツルに平らになり(ただし実際にはベチャベチャ)。水がどう土砂を運ぶのかを見せてくれる、まるで小地球。
雨が降るたびに土が削られ、小石が浮き上がってくるんですよね。ゲリラ豪雨直後の絵は下の感じ。
1時間足らずの雨でこれだけ溜まったのは、今年初めてだったと思います。
その豪雨の直後、玄関先の地面が真っ赤に見えたのて、これはと思って見上げた空はこんな色。
19時になってもまだ青い空に、まだ空の不安定さを表すような真っ赤な雲。嵐の前後は、見たことのないような色の空が見えることがあります。それだけ、このタイミングは空に浮かぶ諸々の影響を受けた光の進み方が特殊だということでしょう。
しかし、この日曜の夜は久しぶりに雲が切れたので、最近の「理科」で星の話(宇宙や地球環境の諸々)に取り組んでいるという小学生と、この後星空観察を楽しめました。
北から西に並ぶ春の星に、北東から南に昇った夏の星。春の大曲線をなす星の色比べと、夏の大三角やさそりの広大さ。さそりを狙ういて座の、曲線的に整った星の並びがオススメ。目では見えませんが、図鑑なども見ながら白鳥のくちばしにある極上の二重星アルビレオと、ベガ(織姫)のすぐ斜め上にあるダブル・ダブルスターの本当の姿などにも想いを馳せると、宇宙の奥行きをより実感できる気がします。
翌、月曜の夕方もどんより曇り空で、これからまた雷の来るところもあるかもしれません。また星空を眺めたいなと思いつつ。