10月も下旬に入った先週末は、5年連続(2歳の人にとっては2回目)の秋の筑波山に行ってきました。その前の週につくばの地質標本館で筑波山の地質の説明も見つけ、準備万端、やる気満タン。
今回も筑波山の石たちに、期待を裏切られることはありませんでした。
陽光を背に、出船入船@女体山頂の下。
コケの生える岩も。御幸ヶ原の下、男女川(みなのがわ)源流が湧き出る所のすぐ近くに。
ってかね、大きいのよ。(なお、この石は小さい方です。)
これが前週に地質標本館で再確認した展示。筑波山は、花崗岩の上に硬い斑れい岩が乗った地質です。ここが海の下だったときに周りの花崗岩が削られ、斑れい岩だけゴツゴツと残ったものが今の筑波山の頂上付近を成しているとのこと。大きく硬い岩を様々な姿を、山頂近くで今もたくさん楽しめます。
と、3年前にも書いていましたが。
↓ ↓umerunner.hatenablog.com
今年、5年連続で筑波山に登った8歳の人たちは、初めてケーブルカーもロープウェーもなしで登って下り切ってきました。しかもただ筑波山神社やつつじヶ丘と山頂とを往復するのでなく、まず筑波山神社から御幸ヶ原までの道をまっすぐ登り、
恒例の、御幸ヶ原から北を望んで。快晴!
4年連続のガマ石を通って女体山頂に登り、そこから昨年来た道を反対向きに、おたつ石コース→つつじヶ丘→迎場コースを経由して筑波山神社まで、という1周を歩き切りました。
昨年より2週早く登った今年は、女体山頂から男体山頂を背にした紅葉を見られませんでした。しかし空気がよく澄んでいたので、女体山頂から遠く霞ヶ浦がよく見えました。
なお、紅葉がない分空いていることを期待しましたが、その期待は外れ。特に、おたつ石コースから女体山頂を目指すと、狭い山頂の手前で人が詰まってしまい、山頂までの最後の200mで1時間ほど待たされます(しかも日陰で寒い)。
昨年のハイキングで小学生たちとこの渋滞にハマってしまい、この渋滞は二度と経験したくないと思っていたので、今年は女体山頂からおたつ石コースを下りる向きにだけ歩くことにしました。やはり登る方は大渋滞でしたので、つつじヶ丘から登る場合はそれなりの準備か、大きく時間を外して行く必要があると思います。
私たちは、渋滞を回避したとはいえ筑波山神社~山頂~つつじヶ丘~筑波山神社と7km歩いたので、登り始めは朝9時半だった時刻は神社に下りた時点で16時になっていました。
この時間も快晴で、迎えてくれたのは夕暮れの展望。遠くに都心、富士山も。
とにかく天気と景色が良く気分も良く登れたハイキングでした。ただし、2歳の人は一週間「山のみかん、おいしかったね」と褒め続けてくれるので、どうやら山の上で食べたみかんが一番印象に残っているようです。みかんを持って行って良かったと思います。
たしかに、あれを食べた直後が一番元気だったもんな。(おにぎりも予想以上によく食べてくれました。)
さてまた来年、かな。
●2020.11 5年連続の秋の筑波山、今回は渋滞避けて足で一周
●2019.11 小学2~3年生たちと1歳9ヶ月の人と筑波山登山
●2018.11 6歳の人たちと登った筑波山+ザ・ヒロサワ・シティ
●2017.12 5歳の人たちと筑波山ハイキング、弁慶七戻り~ガマ石経由
●2016.12 4歳児と山のハイキング、準備リスト付き