●バンクーバー(カナダ)の天気(AccuWeather)
※行くかどうか大変に迷っていた中、日食2週前の満月間近の8月7日に「晴れ」の天気予報を見て、思い切ってフライトとホテルを予約しました。その後の予報では雲マークもちらほらと見えていますが・・・。
●シアトル(米国WA)の天気(AccuWeather)
●ポートランド(米国OR)の天気(AccuWeather)
気温は3都市とも、朝は15℃をやや下回り、昼間に25℃前後と涼しそうです。
●時差: 日本-16時間(UTC-7、上の3都市とも、3月中旬から11月上旬までのDST中)
●通貨(レートは2017年8月前半)
・カナダドル 1CAD≒90円
・米ドル 1USD≒110円
●市内交通⇒後日追記
友人が教えてくれたウェブサイトの地図を見ながら、日本からできるだけ短時間で行ける北米大陸の西海岸北部のうち、どこを行き先にするか悩みました。
※地図はhttps://www.greatamericaneclipse.com/nation/から。
※出典は同上。
行き先の候補に考えたのは、成田からの直行便もある上の3都市、ポートランド(Portland、米オレゴン州)、シアトル(Seattle、米ワシントン州)、そしてバンクーバー(Vancouver、カナダ・ブリティッシュコロンビア州)。成田からの直行便はそれぞれ、
●ポートランド-デルタ航空
●シアトル-全日空
●バンクーバー-日本航空
と飛んでいるようです(都市名のリンク先は各々Wikipedia)。結局、皆既帯からは一番遠いのですが今は米国より初のカナダに行きたいとも思い、街も楽しもうとバンクーバーに行くことにしました。
次に確認するのは日食開始時刻。西海岸では2017年8月21日午前9時すぎ(現地時間)に日食が始まり、午前10時すぎに食の最大を迎えます。
UTは世界時(グリニッジ平均時を継承したもの)で、PDTが西海岸の太平洋標準時。地図の出典は一つ上と同じhttps://www.greatamericaneclipse.com/nation/。
しかし、フライトやホテルを予約した後になって調べれば調べるほど、やーっぱりできるだけ皆既帯に行きたかった気がしてきました。日食の大きさがバンクーバーでは90%弱であるのに対し、シアトルで91.9%、ポートランドで99.4%であるという数字に気づいてしまったのです。
※地図はhttp://nationaleclipse.com/maps.htmlから。
≪バンクーバー(カナダ)から米国側へのアクセス≫
そこで調べてみたら、バンクーバーから南のシアトル、さらにポートランドまで行くバスがありました。
●BoltBus: バンクーバーからシアトルまでが4時間ほど。車内で食の最大を迎えてしまう恐れあり。往復1人50ドル弱なので、2人で1万円強。
途中BellinghamのCordata Pkwyまでなら8時半に着くが、そこまでならバンクーバーでの日食観察で十分。
一方で、思い切ってフライトを検索してみると、
●バンクーバー 8:45 → 9:55 ポートランド@エアカナダ。降機~入国している間に食の最大を逃す恐れあり。価格も2人で往復95000円。
●バンクーバー 6:00 → 6:57 シアトル@アラスカ航空。こちらだと2人で6万円弱。
●シアトル 7:45 → 8:57 レッドモンド@アラスカ航空。シアトル滞在にしておけば、皆既帯まで当日朝の飛行機で行けたのかもしれない。
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※シアトルはアマゾン、スターバックス、マイクロソフト、ニンテンドー・オブ・アメリカの本拠が、今も市内や郊外のレドモンドに本拠を置くほか、ボーイング設立の地。航空博物館(Museum of Flight)(日本語情報サイトはこちら→航空博物館@JungleCity.com)もある。
航空博物館へは、シアトル・ダウンタウンの3rd Ave & Pike Stからメトロバス#124で約35分、E. Marginal Way S. & S. 94th Pi下車とのこと。(要最新情報確認)
※ポートランドを行き先にしても良かったかなと、あとでWikipediaを見ていて思いました。全米一環境に優しい都市に、オレゴン科学産業博物館(OMSI←ウェブサイトも一見の価値あり)とか。
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ですが、今回は浮気せずにバンクーバーから、日食グラス越しに太陽を見ようと思います。皆既日食は毎回観られる地域が非常に狭いので、この先もう本物をリアルタイムで観られることはないのかもしれませんが・・・
それでも、行くことをつい2週間前に決めた気まぐれ旅。あとは当日の好天を・・・太陽に直接雲がかからないようにと願いながら、行ってきます。成田では米国ダラス(フォートワース)行きのカウンターが満員でした。きっとあの中にも日食目当ての人が、…いないか?
<持ち物準備リスト>
・カナダeTA申請/ステータス確認
(+一応、米国ESTAも。ありゃ、5歳の人のはいいけど私の分が期限切れてた。)
・未成年の渡航同意書(カナダ/フォーム、米国)
・現金、クレジットカード
・パスポート(人数分)とそのコピー
・飛行機e-ticket、ホテル予約詳細
・ホテルの地図やガイドブック
・手帳、ノート、筆記用具
・スーツケース
・着替え(シャツ、ズボン+ベルト、下着、靴下、パジャマ)
・靴の替え1足/人
・折り畳み傘
・ビニール袋
・サンダル
・濡れティッシュ、ハンカチ、タオルなど
・洗面用具(歯ブラシ、綿棒など。子ども用も)
・保湿クリーム、爪切り
・絆創膏
・飛行機内で使うマスク、薄手の上着(子ども用)
・子ども用の薬(幼児用解熱剤=カロナール、ムヒ、きず薬)
・大人用の薬(かぜ薬、アレルギー薬、目薬)
・PC、携帯電話、カメラと、各々の充電器
・
・日食観察用の遮光板
●1歳児と海水浴、準備リスト付き(2013年8月)
●米国渡航準備(2014年3月出張、アリゾナ・フェニックスへ)
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<後日追記-市内交通>
●Sky Train: バンクーバー市街と空港などを結ぶCanada Lineの他、Expo Line、Millennium Lineの3線。
> Sky Train System Map
●Day Pass: 市内の一日券。Sky Trainの他、路線バス、Waterfront⇔Lonsdale Quay間のシーバス(Seabus)に乗れる。街を回るのにありがたい存在でした(⇒子連れでバンクーバー~街と海のきれいな市内散策)。
料金は、空港で購入する場合大人15ドル、子ども12.5ドル。市内で購入する場合はそれぞれ10ドル、7.5ドル。
●市内経路検索: Trip Planner - Translink
※路線バスをICカード(Compass Card)や一日券なしで利用する場合、コインが必要!
ダウンタウンの中央を南北に貫くGranville通りのバス。街のバスの一部は、架線から電力を得ることで走るトロリータイプで、乗っていても停車したときに消えるエンジン音でその特徴が分かります。信号の枠がどれも黄色いのも印象的。
こちらもトロリーバス@Yaletown。