茨城県自然博物館の新しくなった「動く恐竜」を見てきた

 我らが守谷近くにある茨城県自然博物館。その目玉展示の一つ、動く恐竜がリニューアルされて帰ってきました。新しい展示が以前のものよりも迫力があったので、子どもたちは様子見なのか恐れをなしてなのか、軒並み後ろから眺めていたり、抱っこされながら「おろして~」と言っていたりする姿が以前より多いのも興味深いことでした。


 いつもウキウキで入っていくうちの、当時4歳児。3ヶ月前のこの写真は、動く恐竜『初代』の展示最終日でした。


 前の恐竜がいなくなってしまうのは寂しいなと思っていたのですが、彼の動かし続けていた首などは古くなって、穴が開いてしまっていたのですよね。写真は、展示最終日にあったスペシャル解説のときのものです。


 その後2ヶ月間ほどは恐竜の部屋に入れず、それも少し寂しいなと思っていたのですが、化石の展示が少し豪華に変わるのを見つつ待っていたところ・・・、動く恐竜が3月(2017年)にリニューアルされ、パワーアップして帰ってきてくれました。


 ティラノサウルスに羽毛が生えてます。あの短い前肢にも。


 パワーアップした恐竜にまさに「恐」れをなして、以前は前のめりになって見ていた小さい人も、初回は後ろからこっそり見ていました。
 彼が何回目にここでまた、前のめりの姿を見せてくれるのかが楽しみです。ちなみにまだ4月ですが、私たちがここに行ったのは今年すでに6回目。後ずさりしていた小さい人も、またすぐに前のめりになって見るような気がします。




 「引退」してしまった初代のランベオサウルスとドロマエロサウルスは、今もどこかで保管されているのかな…などと想いを馳せつつ。恐竜好きの方たち、茨城のこの展示にまた是非。

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 2017年4月11日追記: 2日前の日曜(雨)に再びこの自然博物館に行ってきたのですが、6月11日までのアンモナイト企画展も面白いものでした。


 圧巻の集合化石とか、

 よく見る石のような化石だけでなく、中世の建築装飾品のような化石とか、カナダのアルバータ州だけで見つかり「アンモライト」という冗談みたいな名前のアンモナイトとか。


 種々の化学組成からなる鉱物がこのように光るそうですが、こうやって色が出る現象というのが興味深いものです。