3歳児の「自分でご飯を食べる」ための投資、4500円也

 日曜の午後は小雨の降る中、日頃から新幹線に乗りたいという3歳児と小旅行をしてきました。

 子どもにはモノでなく、経験を増やしてもらいたい。
 線路がどう置かれているのか、なんで2本平行に並んでいるのか、曲がる所や分かれる所でどうなっているのか、電線がどう均一の高さで架かっているのか、街がどう広がっているのか、町がどうつながっているのかとか、
 自分の目で見て「何となく」からでも、気づいてほしいことがたくさんあります。


 いざ出発。


 守谷 15:13 → 15:24 流山おおたかの森
 流山お 15:29 → 16:29 大宮


 「こっちは1ばんせん。なんであっちは2ばんせんなの?」とか。どっちも1番線だと、どっちがどっちか分からなくなっちゃうからですっ。3歳児は何でも「なんで」の年頃。

 守谷を出た後、まずは本当は昼寝どきなので、のんびり東武で大宮へ。いったん寝てもらって、万全の体調で新幹線ホームを迎えなくちゃいけない。陸上競技でいえば「調整」ってやつ。
 東武アーバンパークライン流山おおたかの森駅
(…長い)を出て20分後、七光台から眠りの世界へ。ここから大宮まで40分近く眠れて、作戦通り!

 だったのですが調べたら、3歳児の希望するこまちが、大宮駅で乗り換え時間わずか10分以内で発車するとのこと。うっかり「こまち」以外に乗ると、上野や東京に着いてから、「次はこまちに乗るんだ」と主張しかねない。

 必死で乗り換えましたよ。東武の着く大宮駅の北東側から、新幹線ホームのある西側まで。


 乗れました!





 大宮 16:39 → 17:05 東京(こまち22号)
 東京 17:25 → 南千住 → 18:21 守谷

 東京駅ではMaxときとか踊り子号とか、ターミナル駅ならではの何種類もの列車をたくさん見て帰りました。帰りの日暮里では、京成スカイライナーも目撃したり。(そして3歳児は、それらの名前をほぼ知っているという…)
 路線によって色が少しずつでも違うという、丁寧な車体のデザインを楽しんで、あぁ日本にいられて嬉しいなとすら感じます。

 3歳児は何を感じるのか。

 念願叶った3歳児は、8月にも新幹線に乗れるよう、頑張って夜ごはんを自分で食べる、という約束をしました。そして、その約束はひとまず果たされました。

 旅行大好き。

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 総運賃 1925円(一部回数券使用)
 新幹線特急料金 2570円(大宮~東京:こまち指定席)


●2015.5 はやぶさで一関へ
●2014.12 2階建てバス@ブルーマウンテンズ
●2014.11 ロープウェイ@有馬温泉
●2014.11 2歳児と新幹線@東京駅(この日は見ただけ)
●2012.8 AIR DOで旭川へ