覚悟をもって挑む

投資に見合う成果を、自分の手で出す覚悟がありますか。

得られる研究成果で、何がどう変わることに関わることができますか。

自分の計画、価値や意義を、自分の言葉で書き切る覚悟がありますか。

なぜその計画を、あなたがしなくてはならないのか。それを伝え切る覚悟がありますか。

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 昨日、東京理科大学で行われた、学術振興会の特別研究員申請の説明会で登壇してきました。昨年お話しした内容に、「やり切る覚悟をもって」というメッセージを加えて。
 覚悟をもって挑む。勝ち切るための第一歩は、まずそういうことだと思います。


 ※昨年お話しした内容は→こちら:特別研究員として、そしてその後も活躍するために(2012年4月23日)

 研究を通して未知を既知に変えに、何かを変える。そのインパクト=成果で勝負をする世界に。藤嶋学長の御言葉を借りれば、その成果で自分の履歴書を作っていく。
 一人でも多くの後輩が、「自分のやりたいことを仕事にする」チャンスをモノにしてほしいと願うばかりです。

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 今回、説明会直後に一人の申請予定者が、ご自身の作成途中の申請書を持参して相談しに来てくれました。ものすごく嬉しいことでした。

 そう、その意気なんです。
 そうやって説明会に臨んで、自らのモノを改善するチャンスを活かし切ること。

 来年のこの説明会は、参加者が各々、申請書類を自分なりに書いてきたものを持参した上で行う(そしてザッと見での印象をお返しする)という形でも良いと思うくらいです。

 是非とも自分のやりたいことを仕事にし、そこで勝負することに挑んでほしいと思います。



 ●参加者の感想
 ・(採否を分けるのは、研究に対する覚悟・思いよりも)「情報の序列と線引き」(2013年4月25日)

 貴重なご感想をいただきありがとうございます。