ワークショップ開催報告‐東京理科大・総合研究機構バイオ領域

 昨日(2011年11月16日)、ラボの先輩(助教)と共に幹事を務めていたワークショップが無事に終わりました。当日も盛り上げてお祭り男を務める心づもりでしたが、何もしなくても研究交流は盛り上がり、仕事がありませんでした(笑)
 常々私は“理科大は三流大学”と評する(そして怒られる)のですが、昨日はその母校の潜在的な力を感じる一日になりました。

 企画を提案したのは5ヶ月前。私の想いは、儀式的なワークショップではなく、お祭りかパーティーのように楽しい企画をしたいということだけでした。計画を進める中で、企画の趣旨に賛同してご支援をくださる先生が集まってくださいました。

 できれば、すべての企画を「お祭り」に!

 そんな想いを形にする企画を、多くの先生方にご理解・ご支援をいただきながら実現することができたことは、今後の私の自信となって支えてくれると確信しています。



 会場は、理科大の野田キャンパスでした。



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 演題の締切は11月3日。演題数の目標は24でしたが、先生方のご支援もあり24を大きく上回る39個が集まりました。多くの学生が「是非参加したい」「~~について情報交換したい」という想いを乗せて発表要旨を送ってきてくれて、これは非常に嬉しいことでした。結果として、大学院生を中心とする若手研究者にとって有益な企画を、少しでも実現できていればよかったと思います。
 もちろん、準備した要旨集はテキストをただ長方形の枠内に並べるだけのものなんかではありません。各発表者の研究課題の「アピールポイント」と「悩み」をあぶり出した、面白い材料を準備できたと自負しています。

 ワークショップを開催して実際に良かったことは、会が非常に盛り上がって多くの先生と学生から好評をいただけたこと。反省点は、今回の研究交流が各参加者の今後に本当に役立つ“実”を得られる工夫が、私自身し切れなかったことです。今回は最後、企画を楽しく実行するための準備で精一杯だったので、もし次の機会があったら“実”を得られるための工夫を、より強く意識すると思います。

 そして、もし私自身が将来“忙しい人”になっても、人の意見を汲んでアイディアをまとめ、いろいろな企画をできるようであり続けたいと思います。「お祭り男」として(笑)

 今回のワークショップ開催にあたり、ご支援をくださった先生方、実行委員、発表者とすべての参加者に心より感謝の意を申し上げます。

ワークショップ参加者募集!(2011年10月23日)