湖のあるスイスの風景(トゥーン~シュピーツ~ローザンヌ)2005年夏

 (2005年8月30日)
 初めて国外で迎えた朝。この日は朝8時すぎの列車に乗って、西に向かいました。まずはベルン(Bern)を過ぎて、中世以来の城下町トゥーン(Thun)へ。





 トゥーンは、街中をアーレ川(Aare)の流れる美しい街です。
 街のシンボルのトゥーン城(Schloss Thun)は中に入り、塔を上るのがオススメ。町並みにトゥーン湖(Thuner See)、遠くには夏でも雪をかぶったアルプスの山々が見えます。



 トゥーン湖の縁を歩いていると、湖の向こうに変わった形のストックホルン(Stockhorn)を見ることができます。



 そして、トゥーンから10分ちょっとでシュピーツ(Spiez)の街へ。



 シュピーツは駅が高台にあり、駅前がもう“展望台”。トゥーンからシュピーツは、湖沿いのきれいな旅程でした。

 本当はこの後、インターラーケンの方に行く予定でしたが、途中で乗る予定の列車を逃して時間がなかったために進路変更。いったんトゥーン、ベルンと戻り、そこから西にローザンヌ(Lausanne)まで行きました。ローザンヌは、国際オリンピック委員会(IOC)の本部もあるところですが・・・



 喧噪から離れたエリアは、対岸にフランスの見えるレマン湖(Lac Leman)の畔。ローザンヌ駅からメトロで南へ、ウシー(Ouchy)駅まで行くと湖はすぐそこでした。この湖畔に腰かけ、生まれて初めて日本へのAir Mailを書いたのも良い思い出です。

 この後、ノートルダム大聖堂などのある旧市街を散策した後、ローザンヌを出たのは午後6時すぎ。列車で2時間15分ほど東へ、宿泊地のチューリヒに戻りました。現地の午後6時すぎは、日本時間の午前1時すぎ。スイスでの夕刻は、毎日頭痛に悩まされて列車内でぐったりしていたのを覚えています。本当は、夕方もずっと車窓を楽しみたかったのですけどね。

 この翌日は、いよいよアルプスの氷河を見に標高2869mの地まで足を伸ばしました。