就職活動に見出せる意義 ~就職を決めることの他に~

10月1日。リクナビ2011がオープンしましたね。
つい先日、研究室の後輩の就活が終わったばかり
と思っていたら、もう次の学年の就活が始まります。


就職活動は、“学生生活”という
社会の荒波から保護された世界の中から、
その厳しい世界に踏み出すための第一歩。


生化若手の会キュベット委員会では、
以前に一つのコラムで、このような言葉で
就職活動を表現していました。
就活をされる方たちには、
そう心を決めて臨んでほしいと思います。


私も、大学学部生のときと
大学院修士のときに、就活をしました。
結果として、企業や官公庁に就職する道を
選ぶことはなかったわけですが、
就活を通して、良かったなと思えた点は
次の二つです。

一つは、企業のいろいろな人に会えたこと。
もう一つは、自分の将来について
いつにも増して考えたこと。

そして、就活で大学の外の空気に触れたことが、
その後の大学院生活を有意義にするために
とても重要なものでした。


当事者には、だんだん大変な時期になります。
私もそろそろ、また他人事ではなくなりますが。
あとは、最新の業界情報や話題のテーマについて、
いつも以上にアンテナを張っておきたいですね。
そこから、社会への関心も広げていきたいところです。

例えば、国産初のインフルエンザ治療薬を、
11月上旬に承認申請する予定があるとか。
塩野義から、「ペラミビル」のニュースです。
( ↑ 2009年10月1日、日経)


10月1日。私は教授と、
学位申請に向けた具体的な詰めを始めました。
今まで準備してきたものが、ちゃんと通用するでしょうか。
すべてはこれからです。

 

umerunner.hatenablog.com

f:id:umerunner:20191001233018j:plain