選び難い選択を迫られたとき。
出口の見えない悩みにはまってしまったとき。
そんなときに、偏見のない方向性を示してくれるもの。
それが、「素直な心」ではないしょうか。
先日、kameichiさんのブログにあった、
「『素直』の大切さ」という記事を、
とても興味深く読みました。
日本経団連出版の「新入社員に贈る言葉」に
書かれていたという、藤原美智子さんの
言葉が紹介されています。
その中でも、素直さから得られるものを
一番よく示しているのが、この部分だと思います。
我をなくして「無」になること。
まっさらになることで、
いろいろなことが素直に耳に入ってくるし、
いままで見えなかったものも見えてくる。
自分の中の素直な部分をちょっと掘り起こすだけで、
いろいろなことが、前とは違ったように
見えてくることがあります。
耳だけではなく、目や他の感覚すべてからの情報が、
自分に受け入れられるものとして
入ってきやすくなるのではないでしょうか。
そして、素直さは意識すれば増やすことができます。
そんな心のありようは人に言われてできるものではなく、
自分でつかみどるしかない。
逆に言えば、自分でつかめるということです。
「価値観を変える必要を納得した時に成長は始まる。」
もうすぐ、また後輩の就職活動が始まりますね。
引用文のタイトルが「新入社員に贈る言葉」ですし、
就職活動の時期は、とくに自分を見つめ直す時期。
私の言葉ではなく、始めに紹介したブログ記事
「『素直』の大切さ」
の方を、是非読んでみてほしいと思います。