プロフェッショナル

 今年度から、アシスタントではなく研究員としての給与を頂いて研究をしています。先日、その給与が振り込まれた銀行口座を見て、いよいよ来てしまったなと思いました。


 “仕事” として研究できるようにしようと決めた2年ちょっと前、私が心に決めたのは、給料をもらっている人間よりは仕事をする(ようにしよう)ということでした。そうでないと、この仕事で自分がやっていけることはないと思ったのです。

 そんなことを思っていながら、自分が給料をもらうところまで来てしまいました。

 まだ、プロだとはおこがましくて言えませんが、給料をもらうということは、ある程度そのレベルが要求されるということだと思います。誰よりも長い「時間」仕事場にいなければいけないか? などという議論とは次元の違う話です。

 最近は、自分のやりたいことに加えて、「こんな研究をやってほしい」と人から言ってもらえるようになりました。ほとんど無限にある自分の興味・やりたいことの中で、どうせだったら、やったら人に喜んでもらえそうなことをやりたいと思いました。たぶん、プロというのはそういうものなのだろうと思います。
 昨日、研究員の方と話をしていて、そんなことを考えていました。

 “勝負” の期間は今で、おそらく、もうちょっと続きます。

 

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