緑化が人の健康を守る可能性

樹木の多い地区では小児の喘息が少ない
                   (薬事日報 2008/5/8)

緑が多いと子どもの喘息が少なくなる、
というレポートが最近出ました(文献参照は最後に)。
樹木が多いことにより、子どもの外遊びが促進されたり、
大気の質が改善されたりするのも健康に良いのだとか。


一方、群馬では「全国都市緑化フェア」というものが
開かれていたんですね(今日まで)。
緑化の知識をみんなで培い、身近なところから
緑化の輪を広げようという企画のようです。
次回は、来年3月から岡山であるそうです。
一度行ってみたいと思いました。

 

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私は幼少の頃を、首都圏でも国道16号より外の、
比較的緑の多い地域で過ごしました。
小学校の帰りに小さな川辺で遊び続け、
帰りが遅くなり母に怒られたりもしたものです。
今でも私は、田園風景の広がる緑の多い地域が好きです。

公園は、実際には管理が大変だったりもすると思いますが、
心の安らぐような公園が、各地域にあったらいいなと思います。
それで、喘息が減ったりもしたら願ったり叶ったりです。
走るのも緑の中が気持ち良くていいものです。



文献: 
Lovasi GS, Quinn JW, Neckerman KM, Perzanowski MS, Rundle A.
Children living in areas with more street trees have lower asthma prevalence.
J Epidemiol Community Health. 62: 647-649 (2008)
[PubMed]

このJournal of Epidemiology and Community Health
という雑誌は、生活習慣病うつ病など、いろいろな病気と
その患者さんの背景を考察したレポートなどがたくさんあります。
今回初めてみたのですが、今後チェックしてみようと思います。

また、先に紹介した全国都市緑化フェアでは、
「花とみどりのまち」フォトコンテストと題して
写真を募集しているそうです。
良い写真が撮れたら、応募してみたいと思います。

 

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