久しぶりの「初めての運動会」

 10月の土曜日には、うちの1歳8ヶ月の人の保育園での運動会がありました。

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 1歳児クラスの大部分の子たちにとっては、今回が自分の出る初めて運動会でした。目の前に置かれたマットの道に沿って歩いたり、ボールを転がして歩いたり、流れる好きな歌に合わせて踊ってみたり。上手くやること以上に思い思いにやってみることを幼児期に大切にしてもらえることで、この人たちがこれから楽しく、いろいろな身のこなしを覚えていくのだろうなと実感する時間でした。

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 うちの1歳の人は家でも、親子競技での仕草や踊りの振りを先月から見せてくれていました。他にもそうしていた人は多かっただろうなと思います。きっと保育園で楽しく、人それぞれの発達に合った練習をさせてもらっていたのでしょう。

 もしかしたら、本番では練習のときほどうまく思ったり、うまく走れなかったりした人もいたかもしれません。本番だからこそうまくやりたいという小さい人たちの気持ちを大切にしつつ、本番の勝ち負け以外も周りの人たちは見ていたよ、というメッセージが大人から小さい人たちに伝わっているといいなと思います。

 もちろん、練習でうまくできなかったり勝負に勝てなかったりしてもう嫌だと言い出す人も、特に年中~年長児あたりには絶対にいただろうと思います。そんな人たちの気持ちも、本番に向けて良い方向に持っていこうと先生(保育士)たちはされていたのだろうと想像すると、ただただ「すごい」と感謝の気持ちばかり。そんな小さい人たちの行事を一つ終え、また次の機会にはどんな表情をみせてくれるだろうかと楽しみな想いを抱いているところです。

 

2013年10月

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2018年10月

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