見てみてもらいたい、研究の世界-理科大・野田オープンキャンパス2015

 今週の土曜日(2015年8月8日)、野田キャンパスでの理科大オープンキャンパスで、私の所属する総合研究院も出展をすることになりました。

 題して、「見える体験 ミクロの世界 研究の世界」
~Only at TUSの研究の最新成果からそれを担う人まで、すべて見せます!~


 というわけで今朝、サムネイルにする素材となる写真を撮って回っていました。左下の研究棟の写真だけは、昨年の春に撮ったものですが。

 かく言う私は大学に入る前、「研究」が何かなんて何も知りませんでした。たしか当時、この大学では4年生が卒業のためにするんだろう、くらいに思っていました。大学院なんて、おそらく存在する知らなかったんじゃないんだろうかと思います。
 大学に入って学年が上がった後も、「私は大学に入った時点で研究者を目指すと決めていた」とおっしゃる先生(学外でしたが)の言葉を聞いても、その意味を理解できなかったこともよく覚えています。

 その分も私は、大学3年の終わりに卒研配属の研究室を選ぶときもそれ以降も、「そこにいて自分が何をできるか」を真剣に考えたと思います。ただ「何かしらの研究をすること」に価値があると、少なくとも当時の私には思えなかったので。
 だからこそ、今の大学生にも大学院生にも、「研究やって、で、どうなりたいの?」と自問してもらうことを大切にしているつもりです。

+++

 そう思う私が仲間の先生方と共に、大学入学前の人に知ってほしいと思う「研究の世界」を伝えられるよう準備しました。

 理科大で、学部・学科の先に新しい研究分野を切り拓く「総合研究院」。オープンキャンパス当日は会場で、分野の枠を越えた世界で活躍する研究者や大学院生がお出迎えします。学部・学科の先にある大学院生の想い、研究生活の裏話、最先端の研究の苦労と面白さに、是非触れていただきたいと思います。

●日時: 2015年8月8日(土) 9:30~15:00
●会場: 総合研究棟(10号館)1階
     研究機器センター、ホール、エントランス



東京理科大学オープンキャンパス2015
 ご案内(リーフレットなど)は→こちら
総合研究院からのお知らせ-野田オープンキャンパスに出展します(2015.8.3公開)