ハブ空港を目指すってのはこういうこと@イスタンブール

 睡眠をとりつつ、仕事をしつつ着きました、未明のイスタンブール





 最近、ヨーロッパと東をつなぐハブ空港として存在感があるのが、中東とこの東欧イスタンブールです。トルコはこのイスタンブールを、“東”のハブ空港として育てていると聞いたことがありましたが、ここまでとは。



 上の写真は朝5時半すぎですが、4時台でもすべてのお店が開いています。この時間、パリのシャルル・ド・ゴール空港だったら、搭乗ゲートの周りには何もありません。イスはたくさんありますけどね。

 日本の成田空港に至っては、他国から来た人たちが日本国内の目的地に行くのに使うこともあるでしょうに、夕方6時すぎには国内線ターミナルでは軽食の店すら閉まってしまいます。まったく。(※2014年3月現在。成田でも国際線ターミナルは、もちろんもっとサービスが良いですが。)
 成田から乗継に便利な国内線を飛ばすか、羽田の国際線を大幅に増やすか、もしくは成田と羽田を高速鉄道で30分で結ぶか。いずれかは早くに(2019年くらいまでに)実現してほしいものです。

 なお、イスタンブール発の国際線は朝5時から少しずつ飛び始め、朝7~9時の56本をピークに、5時から10時までの間に84本のフライトが出発するようです。成田からって、こんなに頻度高く飛行機が発着する時間帯ってありましたっけ。



 話は戻ってイスタンブール。朝5時半には人でいっぱいになる、このパン屋(写真はなんと4時前)。昨年この空港に来たとき、「トルコは人が多いんだな~」などとのん気に思っていたのですが、違うんです。この空港での乗り継ぎ客が(おそらく彼らの戦略の成功により)多いのです。

 ただし味はと言うと、「あぁここに来たなぁ」という感じです。去年もパンを買って(おいしくはない…)と思ったお店に、トルコならここでしょうという雰囲気を感じて今回もCheese Pastryを買いましたが、とっても生地の元の味がしました。「“素材の味を活かす”というのは、良い素材を使う場合にとる選択肢ですよ」と言いたくなる感じです。ま、それも良い感じなんですけど。

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 Narita 22:00 ---> Istanbul 3:35(時差-7時間)

 さて、昨夜の出発前にレモンティーを欲した私には、イスタンブールまでの機内食のmixed vegetablesがとても美味でした。



 ChickenとFishから選べる後者が「蒸しなまず(Steamed Cat Fish)」とあり、選んでみました。意外とnormalで美味しいものでした(白い矢印)。また、オリーブがトルコの名産品と今春知ったので、トルコ航空で見るそれはありがたみが湧きます(黄色い矢印)。

 真夜中にはNovosibirsk上空11600mから、瞬きのない、今まで見たことのない星の数の(そして南の空低くに見える)オリオン座を見ました。
 で、上のイスタンブールで飛行機を乗り継ぎリヨンへ、さらにバスでグルノーブルへ。このバスは、1時間に1本と頻繁に出ているのにほぼ満席でした。

 Istanbul 9:10 --> Lyon 11:55(さらに時差-1時間)
 Lyon Aeroport 12:30 --> Grenoble 13:45





 先ほど、無事に到着しました。(日本との時差-8時間)

 ※で、街を走ってきました。
  ⇒まるで絵を見ているかのような…@グルノーブル
<2014年11月@グルノーブル
  ⇒11月のグルノーブルからアルプス、モンブランも
  ⇒Nanosafe2014グルノーブル
 ※グルノーブル渡航準備