中国の「仙境」@東山魁夷館

 先週の仕事の合間に、長野で是非行っておくべしと教授から言われていた、東山魁夷館に足を伸ばしました。

 東山魁夷
 平成26年度 第II期常設展示
 『黒い空』(~2014年7月29日)


 中国の黄山や桂林・灕江を描いたという紙本墨画。墨一色で描かれている、広大な土地と険しい山地に見入ってしまいました。大自然の力と、そこにある命の力強さに。



 「黄山を見ずして、山を見たというなかれ」、中国四千年の歴史とも縁深い黄山石灰岩から成る独特のカルスト地形の桂林・灕江。
 唐招提寺障壁画の制作を契機に、描かれたものだったとか。まだ私の見たことのない地形が、たくさんあるのだなぁと(当たり前ですが)思わされました。

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 実は来月末に、昆明理工大学との研究交流で麗江、大理と昆明に行ってきます。中国のなかでもだいぶ西の方ですが。
 麗江は、隣を4000~5000m超えの山と接する、ナシ族とトンパ文字の町。大理は、「大理石」であまりに有名な交通の要衝。そして、高地(市内の平均標高1891m)のために陸上競技の高地トレーニングに来る人も多い昆明
 ますます楽しみになってきます。



 中国のことを調べて画像を見ているうちに、2年前に行ったここを、懐かしく思い出しました。
北京・頤和園(2012年9月)

 ※2014日8月25-27日、行ってきました。
雲南での3日間(麗江・大理・昆明)