大学生で実験に励む学生へ(2013-2)

 伝えられたこと/伝えようとしていることと、伝えたいけど伝えられていないこと。

●伝えられたこと/伝えようとしていること
①データの伝え方・示し方・表現の仕方
 ツタグラ(伝わるインフォグラフィックス)
 伝わるデザイン(研究発表のユニバーサルデザイン)
②多要因の検定と多重比較検定
  多元配置分散分析(→参考
  主効果/交互作用/下位の検定
  Kruskal-Wallis検定 など
③論文でのMaterials & Methodsの書き方
 ・・・とにかくできるだけ近い手法・技術を使っている論文での記述を、最大限に参考にすること。

●伝えたいけど十分に伝えられていないこと
④研究成果のインパクトをどう見出すか、主張・表現するか
⑤どうすればインパクトのある研究を組み立てられるか
⑥論文でのIntroductionの書き方・組み立て方(2人くらいには伝わっていると嬉しい…)
⑦聴衆(のニーズ)に合わせたプレゼンテーションデザインのノウハウ
⑧議論の仕方・進め方
 ※非生産的な議論例3つ(Chikirinの日記、2009年1月)
⑨学会報告と研究ビジョン(ブログ以外で報告できる時間がなかなか…)

 10月以降も頑張ります。よろしく!


今年の関連エントリ
大学院で実験に励む学生へ(2013-1)
論文紹介と研究報告のポイント
時間も体力も有限の資源
勝負したいことで勝負できる所へ