人それぞれの『睡蓮』

 昨日(2012年6月17日)は、飛行機に乗るまでに時間があったので、ジヴェルニーに行ってきました。ここは、画家のクロード・モネ(Claude Monet)が生涯の半分を過ごした家と、彼の多くの絵の題材になった庭園がある町です。



 モネの大作『睡蓮』の題材になった池の周りも、歩いて回ることができます。池には木々の間から見える青い空と雲が映り、池の周りにも花が咲き、鳥がさえずり。あぁ、このような豊かな環境の中で、彼の画家としての才が磨かれたかと思いました。



 彼が40才を過ぎた頃から86才で亡くなるまで絵を描き続けた場所で、今は訪れた人が、それぞれの睡蓮を描くことができます。池の周りに集まっているたくさんの来訪者を見て、言葉にできないのですが、何かとても不思議な感覚を持ちました。





パリ散策‐オランジュリー美術館(モネの大作『睡蓮』があります)など(2010年6月6日)
ボストン美術館展(2010年@六本木)