師走と守谷と私



 師が走ると書いて「しわす」という12月。年中、自力で“走る”ことをモットーにする私には、あまり共感しない言葉というのが正直なところではありますが。

 スピート感の意識が高い出力を生み、最大出力が日ごろの生活での余裕を生み、そこから生まれる余裕が、その人の可能性を広げていくと私は思っています。余裕のあるところに、良い仕事が来るのだとも思います。
 もちろん私も、いつでも心に余裕を持てるわけではありません。それでも、要所で持つべき余裕を意識することが、結果として魅力的な仕事を呼び寄せるように思います。そう思う私が学生にできることの一つは、彼らが本当に忙しくなる前までに、彼らに彼ら自身の最大出力を実感させること。

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 さて、一番上に掲げた写真は、以前にも紹介した守谷の長龍寺で撮ったもの(→今年11月6月)。西門参道にあるモミジとイチョウが、晴れの日の朝日に照らされて輝いていました。(2011年12月12日)



 長龍寺のモミジは本当に立派です。今朝は、雨上がりでだいぶこの葉が落ちていましたが。



 今朝は雨上がりで、木は葉をたくさん道に落としていました。一度雨が降るたびに、辺りはまた冬に包まれていきます。そんな中で彼らもまた、次のチャンスに備えて力を貯めるのでしょう。



 次のチャンスを信じられることは、幸せなことだと思います。私の次の大会は、年明け2月12日の守谷ハーフマラソンです。