【米国】ゴールデンゲートブリッジを走って渡る

 今、こちらは8月15日の午前8時前です。もうすぐサンフランシスコを出て帰国します。
 昨日は、市内からゴールデンゲートブリッジまで走っていき、これを走って渡りました。



 近づくにつれ迫力を増すブリッジに向かい、入口のお店で軽いお昼ごはんを食べて、いざ海越え!


 橋の入り口には、設計者であるJoseph B. Straussの銅像があります。この橋の設計は、海流の速さと強風と霧とでまず不可能であると言われていたそうです。



 いざ渡るときは、走って通過してしまうのがもったいないので歩いて渡りました。東を向いて見える海には、ヨットや船がたくさん浮かんでいました。一方の西に広がるのは、太平洋です。
 歩いて40分前後の道程は、海からの強い風にずっと吹かれ続けるものでした。完成している橋を渡っていても、時折ここから飛ばされてしまうのではないかという恐怖感を覚えました。この橋の工事に携わった人たちは、どれほどの危険と向き合ったのでしょうか。



 渡り切ったところの右手にあるVista pointからは、対岸のサンフランシスコ市街がよく見えました。時間が経って日が動くにつれ、その見え方は10分おきに変わっていくようでした。市の左からは、ベイブリッジが伸びているのも見ることができます。
 この後、行きは歩いて渡ってしまったこのブリッジを帰りは走って渡り、昨日のミッションを終えました。


 さて、今日はまもなくここを出て帰国の途につきます。今朝もPowell通りの急坂を走ってきました。
 今回の米国滞在では、学会会場でも街でも今まで以上に思い切った行動が取れました。無鉄砲な私の行動にも、少しずつ自信や根拠が付与されてくれればいいと思います。
 それでは、今回も米国の人の温かさに感謝して帰ります。




●今回のサンフランシスコ観光
・13日 急坂を越えゴールデンゲートブリッジへ
・13日 ビクトリアンハウス~ロンバート通り
・13-14日 サンフランシスコでの食事
・14日 ゴールデンゲートブリッジを走って渡る