夏に向けて緑が深まる中で、木に登った小学生が見つからなくなることに6月を感じます。季節によって移ろう景色のコントラスト、それを楽しむ心を大切にしたいものです。
この残雪と新緑のコラボは5月の連休、新幹線「かがやき」から見た妙高山。向かった先は長野から日帰りでの金沢でした。
この日は連休中で屋外にイベントが並んでいた他、「こどもの日の前日」ということで消しゴムスタンプなんかも作らせてもらえて、金沢城はすっかりイベント会場。明治から昭和初期までこの金沢城跡は、国内にいくつもあった陸軍の用地の一つだったわけで、今はそんなでないことはとても嬉しいことです。
金沢から日帰りで戻った長野の方では、何回行っても興味が尽きない人たちとの上田(長野)散策。上田電鉄別所線の沿線にレンタサイクルができるようになったと知って、鉄道好きの小学生と上田原を回りました。小学生は自転車で、私はその隣をジョギングで。
その散策も片道は電車で行こうということで、上田駅からスタート。生島足島神社のある下之郷駅で電車を降りて、そこで小学生(大人サイズでOK)の分の自転車を借りました。
●長野・上田市のレンタサイクル
「バイクシェア」のアプリを入れると、空きの自転車がどこに何台あるかをリアルタイムでチェックできてとても便利です。
ひたすらに気持ち良い好天下にて。
終点の別所温泉駅。可愛らしい色合いの列車と駅舎がよく合います。
この上田電鉄線は、今は上田と別所温泉を結ぶ別所線の一線だけが走っていますが、以前は峠を越えて別の川の筋にも路線が伸びていました。最近は盆地や川のある町の渋滞を見るたびに、鉄道があったらなと思うんですよね。なので、こういうローカル線は乗って楽しんで応援したいと思うところです。
こちらも昔は鉄道が伸びていた真田の町にて、5月初旬に咲いていたリンゴの花。遠くには北アルプスの山も。
「真田の護り」の山家(やまが)神社。
この後1ヶ月もして6月になり、梅雨の季節が来ました。暑すぎない晴れの日にどれだけ外で遊べるでしょうか、さてはて。