1)図は読者のために。では、今回の読者層は?
2)限りある図を有効に。それぞれの図が伝えるメッセージは何か?
3)グリッドに沿わせる。流れは左上から右下へ。
4)コントラストを、シンプルに。
5)見やすい文字フォントを。(例:sans-serif、サイズが小さいときはHelveticaやArialのほうがよいことも。)
※出典:『論文を書くときは図にも注意! 効果的な図を作るための5つのコツ』(Wiley-Japanサイエンスカフェ、2011年12月29日)
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大切なのは、「読み手に合わせて、エッセンスとなる主張を伝えられるスライドを作ること」。その方法がもう少し体系化されて、トレーニングする機会が日本にあって欲しいと思います。
しかし、それができなくても、まずはしっかりデータを持っている人が、データや主張を伝えるための過程や道具を周囲に示すことが重要であるとも思います。
<以前の関連記事>
・英語論文を書く際の注意点(2012年1月21日)
・プレゼン用スライド作成のヒント(2012年5月6日)
・プレゼンテーションの準備リスト(2010年7月9日)