タスクリストを書き出そう(2014)

 進めたい仕事が複数あるとき、どんなに一気に仕上げたくても、最善解はやはり「それぞれ少しずつでも、着実に進めていくこと」であることが多いです。

 そうなると、一定期間では手を付けられない仕事が出てきてしまうのも事実です。仕事仲間(共同研究者ら)に迷惑をかけずに、いかにプロジェクトをマネジメントしていくか、ということが重要になります。

 そのための私の方法は、「とにかくタスクリストを書き出しておくこと」。そして、「進捗を書き留めて把握しておくこと」。
 そうすることで、手付かずになってしまった仕事について「本当にそれでいいのか?」、時間をかけた仕事について「あとどれだけのリソースが必要なのか?」。そして、「新しく頂いたお仕事はいったい何者なのか」を、逐一整理することができます。

 例えば・・・

 昨年(2013年)の1月に書いていたタスクリストは、こちら。⇒2013年初めは年度末が「勝負どころ」。ここで(恐かったのですが)、いくつを形にすることができたのか、数えてみました。

 このとき取り組んでいた「論文・原稿」5つのうち、完了したのは2つ。複数の「プロジェクト」のうち、完了したのが2つ。他に新たな仕事を複数形にしているとはいえ、15個のプロジェクトのうち、完了したのは4つ。

 15分の4という割合は悪くないと思いますが、少なく見積もっても、本当はあと4つは(つまり15分の8)は、先月までに形にしたかったかな。

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 と、今年も1ヶ月終わったところで、(ただ私自身の整理のためだけに)ここにタスクリストを書き出してみます。

 ――「審査中(=待ち)」と「今月は保留」と「まだ準備のみ」のものを除いて、全部で17個。欲張らずに、1週間で2個ずつ着実に、かな…。


1)手元の論文・原稿
・論文審査中 1つ
・リジェクト修正中 1つ
・これ(↑)が完成したらまとめたい 2つ(今月は保留)
・最後の推敲へ 1つ
・論文まとめ中 2つ
・データまとめて執筆へ 2つ
・仕上げのデータ取得へ 2つ

2)手元のプロジェクト
・論文審査中 1つ
・データまとめ中 1つ
・鋭意遂行中 1つ
・新しく始めたいプロジェクト 2つ

3)大切な共同研究
・論文審査中 1つ
・論文最後の推敲中 2つ
・論文執筆へ 1つ
・データ解析まとめ中 2つ
・仕上げのデータ取得へ 1つ
・鋭意遂行中 1つ
・私が動かないともうダメかも 1つ(今月は保留)
・新しく開始決定済みのプロジェクト 2つ(今月は準備のみ)
・準備中のプロジェクト 1つ

4)研究発表予定
・3月(学会・講演、学内報告、国際学会派遣、学会)
・4月(国際学会)
・7月(シンポジウム主催、学生発表)
・9月(会議主催?、などなど)

 うまく進められますよーに。