成長するために環境を変えた-長谷部誠選手

 「なんでも周りがおぜん立てしてくれるし、人から持ち上げられることも多くなって、これは違うんじゃないかと感じるときがある。」

 日本代表の主将になり、W杯に出て、アジアカップを制した実績や地位に、自分自身が惑わされてはいけない。

 「このままじゃ勘違いしてしまう。すべてを投げ捨ててしまいたくなることがある。」
 「成長するためにドイツに来た。」


 (2011年9月13日朝日新聞朝刊22面=サッカー・2014年W杯ブラジル大会前企画記事、『勝つためにエゴを』より)


 人が“いま持てている環境”は、どれも当人がずっと持てるものでも、持ち続けるべきものでもないことが常です。
 “いま持てている環境”の外に出ても力を発揮し続けていくためには、自ら環境を変えること、もっと言えばいま持つ環境を捨てる選択も必要になるという想いが、最近日に日に大きくなっています。


●関連エントリ
変化なくして成長なし(2010年9月29日)
好奇心がなければ、チャンスは掴めない(2011年6月2日)
潜在意識を管理しそれに身を委ねる(2011年9月18日)