第14回国際免疫学会議‐3日目参加報告

22日(日)に始まった国際免疫学会議も、
ようやく半分以上が終わりました。
今日はその4日目(スケジュール上は“3日目”)。
数あるセッションの中でも、次の3つが
私にとって見ているだけでも面白く、
特に興味深いものでした。

・免疫系のイメージング
・免疫系の発生や免疫応答とmicro RNA


SY4-3 Immuno Imaging
WS-052 Imaging of immune system


生物学で言う“イメージング”は、
生体反応を画像や動画として可視化する技術です。
様々な反応の中でも、特に免疫反応においては
多種多様な細胞が引き合ったり、接触したり、
増えたり減ったりします。
そこで、その様子を動画として見ることができると
非常に「きれい」で面白いデータになります。

ただし、面白いのですが実は私にとっては
「苦手」な分野なのです。困ったものです。


WS-062 MicroRNAs in immune development/responses

学会初日にも特別講演がありましたが、
"Micro RNA"という新しい研究分野は
免疫学研究の中でも始まっています。
今日も多くの演題がありましたが、
特に、miR-155の遺伝子欠損マウスを用いた
Max Planck研究所の発表に興味を持ちました。

論文発表はされていないようなので、
内容の詳細の記載はやめておきます。




写真は、日没後の時間のポートアイランド
今日は、西に“宵の明星”の金星、
東に満月が昇る中、学会会場を後にしました。