昨日は、釧路湿原を散策してきました。
まずは、第一展望台からサテライト展望台へ。
そして、温根内ビジターセンターからの散策路では、
「これぞ湿原!」という草花を見ることができました。
ミゾソバ。まだつぼみです。
ホザキシモツケ。
濃青の花は、サワギキョウ。
左の白い花は、セリの仲間です。
昨日も、釧路湿原は霧に覆われていて、
高い展望台から遠くを見ることは
できなかったのですが、釧路は春から夏にかけて、
頻繁に霧に覆われるそうです。
特徴として、海から来る場合が多くあり、
これを「海霧」と呼ぶそうです。
また、釧路は年間平均気温が5℃台で、
これは日本の主要な観測地点の中で
最も低い数字なのだそうです。
霧と、湿原からの水気が、
この低温を作っているのではないでしょうか。
そして、雨の他にこの霧と低温が、
釧路湿原の環境を保っているということです。
霧が広がっているために、展望台から
遠くが見えないのは残念だったのですが、
それもこの土地の特徴でした。
霧の町・風景を満喫できてよかったと思います。