アメリカのブッシュ大統領が、15日に大統領としての最後のテレビ演説をしたそうです。
「米本土でのさらなるテロ発生を防いだ」と、対テロ政策での実績を強調しつつも、「挫折を経験したし、可能ならやり直したいこともある」。
「何が国益にとり最善かを常に考え行動してきた。良心に従い、正しいと思うことをした。」
また、「米国の安全と繁栄は、海外で自由を拡大できるかにかかっている。米国のほかに自由主義の大義を主導できる国はない」とも述べたそうです。
(「さらなるテロ防いだ」…ブッシュ大統領がTVお別れ演説 2009年1月16日・読売新聞より)
「もう一度機会が与えられれば違う行動をする事もあるだろう。私が下した難しい判断の中にはみなさんが同意しないものもあるかもしれない。しかし、私が厳しい判断から逃げなかったということについてはみなさんも同意することを希望する。」
これは、冒頭の記事で紹介されていた言葉。
ホワイトハウスは逃げ場のない職場で、先代の大統領は「白い刑務所」とも呼んだそうです。
(ホワイトハウスも「チェンジ!」オバマさん待つワシントン 2009年1月18日・読売新聞より)
批判をされつつも、やり通さなければいけないこともある。並大抵の人ではできないのでしょうね。 注目されるオバマ大統領の就任式も1月20日、2日後に迫りました。
*以前の記事*
ザイディ記者の行動に感じること(2008年12月22日)
福田首相、辞任を発表(2008年9月2日、辞任は1日)