保育園の先生たちはスペシャルでした

 昨日の土曜日は、6歳の人が5年間通った保育所の修了式でした。



 ずっと近くで成長を見守ってくれた先生たち、大人の人たちに、そのままで伸びていけばいいと言ってもらい続けて、なんと幸せな子どもたち。



 ハマると突き抜けたパワーを発揮する個性豊かな子どもたちを、突き抜けた拍子にケガをしないよう、それでいて底抜けに明るい雰囲気で見守ってくれていた先生たち。

 下のクラスのときに担任してくれた先生と話をすると、「1歳のときは不安と戸惑いで固まってしまっていたのに」(のに? →たしかに今はよう動く)もう修了なんですね、などと言ってもらうことがしばしばでした。最近は。

 え、不安と戸惑いで固まっていたなんて、当時聞いてなかったよ。他の話はいろいろしたはずなのに! たくさんの「できたこと」を先生から聞き、本人からもたくさんの「できて嬉しかったこと」はずいぶん聞いたのに!
 先生たちは、保護者を不安に陥れることなく子どもたちの不安や戸惑いをほぐし、小さい人がいろんな環境で力を発揮できるようにするのが仕事と、それに専念してサポートしてくださっていたのですよね。

 たしかに、入園から時を経て子どもたちが、まさかこんなに早く年長児・修了生として立派な姿になってくれるとは、正直、思ってました。そう思えていたのは、そんなスペシャルな、いえ正確にはプロフェッショナルな先生たちのおかげに違いありません。
 1~2歳児クラスのときに、プール遊びのある小さい人に「おぼれないでねー」と声をかけていたら、近くにいた先生がすぐに「ちゃんと見てるから大丈夫だよー」と返事をしてくれたこととか、本当にありがたかったし懐かしい。行事も夏祭りとか運動会とか楽しかった。

 そんな、子どもたちのことを真剣に考えてくれて大切にしてくれた先生方に、謝恩会(修了を祝う会)ではたくさん笑ってもらいました。子どもたちで先生を囲んで、たぶんいつもそうだったように。

 それでも、感謝してもし尽くせないというのは、このことを言うんだなと今思います。


 毎日登園した先を背、修了式に向かう朝、一度振り返ってもらって。
(※ポケットに一瞬手が入ってしまったことは注意しておきました。)



 子どもたちの力強い言葉や歌声、お友達のお母さんがしてくれた伴奏、親友達の力作たち、「保育証書に書かれていること」の所長先生のお話、そして、「サメになれるなんてイイね!」の主担任からの言葉が、心に焼き付いて離れません。



 たのしかった!