保育園で年長組での夏まつり

 深緑の7月に迎える保育所での夏まつり。4年前はその姿に「ハッピというよりワンピやで」と言われたうちの小さい人も、挨拶や盆踊りといった動きを一つ一つこなせるようになって年長のこの日を迎えました。



 なんというか、保育所は子どもたちの「できなかった」ことがいろいろと「できる」ようになるのを家と別の場所と形で見守ってくれている場所です。そこで小さい人たちは、細かい動きや挨拶の一つ一つを丁寧にできるようになります。その日常が濃縮されて表れるのが行事なのだなぁと、そんなことを再確認できた保育所5年目の夏まつりでした。


 4年前から虎視眈々と狙っていた、やぐらの上での太鼓演奏ついに。


 今年はおみこしもやぐら形で、屋根に立派な鳳凰と鯱(しゃちほこ)が乗っていたのですが、柱をよく見ると、


 黄色い小さなしゃちほこ1枚。うちの5歳の人が、先生にしゃちほこの形を教えてあげるんだと描いていたものです。大切にしてもらいました。



 お祭には、この学年を年少クラスまで見てくれて異動された先生たちも来てくれました。そんな先生方に見てもらってきた子どもたちの、何と幸せなこと。照れて逃げ回っていた子もいたけれど(うちの人)。

 で、年長組ということでこの人の夏まつりは最後だったわけですが、「たのしかった」「もっとやりたかった」と半ベソでの帰路でした。そう言いながら、家でおみこしが作られ始め、夏まつりはもうしばらく終わりません。


 5歳の人が作っていたミニ太鼓から、くちばしやら羽やら屋根やらが生え始めてミニおみこしに。その後いま、この下にトイレットペーパーの芯で柱が建設されているところです。この工作精神は見習いたいところ。私は昨年から職場が工学系のラボですから、ねぇ。

保育園で夏祭り(4年前、当時1歳)