2015.2.28-3.1 野田キャンパスでの公開企画のご案内-日本幼少児健康教育学会第33回大会

 当日まで1週間を切りましたが、次の週末に理科大野田キャンパス・セミナーハウスで開催される学会において、公開での特別企画を予定しています。

・日時: 2015年2月28日(土)~3月1日(日)
・場所: 東京理科大学野田キャンパス・セミナーハウス
・プログラム・交通 ⇒こちら

 私は、所属する研究センターが本大会を共催することから、特別企画①「次世代のための環境・健康研究」を取りまとめています。

 子どもたちは様々な環境の中で、運動や食などの生活習慣を身につけながら成長していくものです。私たちはいかに、子どもの自律的な生活習慣形成を促せるでしょうか。いかに次世代の健康・成長を視野に入れ、環境や安全を守ることができるでしょうか。土曜日の企画では、これを「次世代のための教育、未来のための科学」と題して議論する機会としたいと考えています。

 はじめに国立環境研究所(前職)や内閣府食品安全委員会にて、環境や食品と健康との関わりをご研究されている佐藤洋先生、次いで、東京理科大学にて環境と次世代健康影響の研究を長年牽引さfれてきた武田健先生の特別講演のあと、武田先生がセンター長を務める戦略的環境次世代健康科学研究基盤センターの共同研究者Yasser El-Sayed先生、さらに、関連分野の4名の新進気鋭の若手研究者にご発表いただきます。

●2015年2月28日(土) 14:00~
 特別企画①「次世代のための環境・健康研究」
環境とこどもの健康、そして食の安全を考える内閣府食品安全委員会佐藤洋先生)
次世代のためのナノ粒子健康科学研究東京理科大学・武田健先生)
ナノ科学とその次世代影響(ダマンフール大学・Yasser El-Sayed先生
・若手研究発表
 1)ナノ毒性ならびに脳の研究と健康教育への展望東京理科大学・小野田淳人先生)
 2)ニワトリを用いたナノ粒子の発達毒性研究(ダマンフール大学・Dalia Samak先生)
 3)音楽は脳の発達を促すのか? ‐妊娠期の音楽が母子相互作用からなる養育行動に及ぼす影響‐東京理科大学・久保田夏子先生)
 4)日本の子どもにおける高次神経活動の実態とその対策に関する研究:go/no-go課題を用いて日本体育大学・鹿野晶子先生)

 直後には、東京理科大学学長・藤嶋昭先生の特別講演「研究者の生き方、考え方」、翌日(3月1日)の午後にも公開企画を予定しています(プログラムや交通のご案内は⇒こちら)。どうぞお気軽にいらして頂ければ嬉しいです。

 講演に招待しているYasserの呼び掛けで、当日来てくれる卒業生もいるようで、ありがたい限りです。座長をさせていただくのは私。気を引き締め直して準備していきます。