【米国】グランドキャニオンの朝

 東の空に、下弦の月と金星を見ながら、3月25日の朝。


 氷点下のグランドキャニオン、そのマーザーポイントで日の出を待っていました。


 何一つとして人工の灯りのない所。そこでは日の出の1時間半も前から、昇る前の太陽が空を明るくしていたのが分かりました。


 日の出の十数分前。グランドキャニオンでも、こんな景色は日の出前にしか見られません。


 3月末の今、朝6時半前に日の出。マーザーポイント(Mather Point)に。夕日も朝日も雲に隠されなかったことは、非常に幸運でした。


 キャニオンの岩肌が、昇ってきた太陽に赤く染められます。その見え方は、季節によって(太陽の昇る時間も昇る位置もまったく違うので)大きく違うはず。


 こちらは朝食をとった後に。ブライトエンジェル(Bright Angel)というエリアから。このつぼみからどんな花が咲くのか、見てみたい。


 ここのポピポイント(Hopi Point)から一人バスを降り、隣のポイントまで1.3kmだけ走らせてもらいました。


 最高に贅沢な、トレイル・ランニング。


 モハベポイント(Mohave Point)。語彙が足りず、すごいとした言いようがないのは悔しいこと。


 峡谷の下に、岩肌を少ーしずつ削り続けているはずのコロラド川。その水も見ることができました。(この写真の左の方)

 今日のエントリは、グランドキャニオンの景色だけ。暗さに目の慣れた未明から、少しずつ色を変えていくその姿は、絶対にここにしかない、というインパクトのあるものでした。

 次の機会には、自分で車を運転して来たいものです。