11月3日は、奈良市内を観光しました。
奈良といえば「東大寺」「大仏」「興福寺」
「奈良公園」「春日大社」かと思いますが、
これとは他に、私の好きな風景があります。
昔ながらの町並み、「ならまち」の通り。
軒先に掛かっているのは、庚申さまです。
それから、奈良公園の朝の風景も好きです。
写真は、「飛火野」の鹿たちと紅葉に、朝日の光。
さて、この日は計らずも第62回正倉院展の
会期中でした(2010年11月11日までです)。
朝8時45分に会場の奈良国立博物館に行くも、
すでに入場を待つ列は「60分待ち」。
実際には、40分ほど待って入れたのですけどね。
今回の「目玉」は、何といっても
螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)
であったようです。
ヤコウガイの螺鈿や玳瑁(たいまい)による
装飾が施された華麗な姿は、とても当時から
保存されているとは思えないほど
きれいなものでした。
これをデザインしたグッズも好評なのだそうです。
(リンク先は読売新聞、2010年10月31日)
私も買ってしまいました(笑)
このような企画が大好きな妹へのお土産として。
私の妹は、正倉院展を見に行くためだけに
夜行バスで奈良に行ったこともあるほどなのです。
この後、興福寺とならまちを散策し、
商店街で奈良の特産品を楽しんだ後、
帰路につきました。
奈良は、2007年3月以来の訪問でしたが、
1996~98年に私の父が赴任していた場所でもあります。
私にとっては、懐かしさも感じる場所です。
今回、近鉄奈良線(難波線)が阪神と接続して
三宮(神戸)まで直通していることを初めて知りました。
12年前は何度も訪れたことがあったとはいえ、
時が経てば変わるものですね。
12年前は始まったばかりだった平城京復元も
すっかり形になり、今年の平城遷都1300年記念を
迎えていました。
2010年11月3日は、晴れ。
この平城京址に、非常に多くの観光客が
訪れているのを電車から見ることができました。
近鉄奈良 15:30 → 16:09 京都(近鉄特急)
京都 16:32 → 18:53 東京(のぞみ128号)
京都駅での近鉄からJR新幹線の乗り換えは、
非常にスムーズでした。
JRのきっぷを購入する時間を入れても、
10分はかからないほどでした。
前日、なんばの駅で予想外に時間がかかったのを
経験していたので、こちらの便利さを
強く実感し、新幹線に乗り込みました。
最後に、京都駅で大学の陸上部の同期に
偶然目撃されつつ、京都をあとにしました。
目撃されたのは、あとでその方から
メールを頂いて知ったのですが。
もう4年間以上は会っていない友人。
今は京都に住んでいるとのこと。
今度はすれ違うだけでなく、会う機会が
あれば良いなと思います。
また、再び京都に行く楽しみが増えて嬉しいです。
・2010年10月31日~11月3日
熊野本宮~高野山~奈良