スーパー猛暑‐基礎体力づくりへの効果と大人へのお願い

2010年8月15日から3日間、首都圏では
“スーパー猛暑”が続いているようです。
昨日の夕方4時ごろ、自宅では
室内の温度が39℃に達しました。
一日窓を開けていたにも関わらずのことです。



気象庁で発表される速報でも、
周辺地域の最高気温は昨日が36℃以上、
今日も35℃前後であったようです。

私は、夏季休暇中であることを良いことに、
この高温を基礎体力づくりに生かしました。
昨日も今日も、一番暑い昼の時間を
練習の時間に充てました。

暑さはもうすぐ収まるとは思いますが、
ラソンに必要な「体をコントロールする力」を
付けるには有効だと考えたのです。
以前に当ブログ『夏もできるだけ自力で遠くへ
で書いた内容ともつながることかと思います。


同じく、夏休みに部活動などで
屋外トレーニングを行う人たちは、
よく体と対話をしながら
ご自身の体を管理する力を付けてくださいね。

特に、暑さが厳しい中でのスポーツでは、
熱中症に注意が必要です。


毎日、熱中症という言葉がニュースに出てきます。
水分とミネラル(電解質)の不足に気を付けて、
食事での栄養もしっかりと摂ることで、
しっかりと対応したいところです。

少年スポーツのチームで、複数の選手が一度に
熱中症で倒れるというニュースも聞いています。
監督(チームの責任者)や親が見ている中で
これが起こってしまったという例も聞きました。

しっかりと大人がサポートしなくてはいけません。
大人には、子どもを守るという責任があることを
自覚してほしいと思います。
少なくとも、暑さの中での熱中症に関しては、
きちんと対策を取れば100%防ぐことができるはずです。
スポーツに励む健康な子どもであれば、なおさらです。

基本的には、かいた汗の量さえ把握して
水分と電解質の摂取量を監督・管理することが
対策のほぼすべてです。


暑い中でスポーツをすることは、
決して悪いことではなく、むしろ勧めたいくらいです。
子どものうちに、汗をいっぱいかいておくことで、
汗のかき方を体に覚えさせることにもなるでしょう。

逆に、子どもが暑さの中で体を傷つけられて
しまったら、夏にスポーツをすることを
嫌いになってしまうかもしれません。
そのようなことにならぬよう、世の大人の皆様には
どうぞ宜しくお願いお願い申し上げます。