子どもが熱を出したときの対応について、昨年お世話になった産院からもらった資料がとても状況判断に役立っているので、下に内容の一部を挙げてみます。
①熱があるときに注意するのは、原因が何かと全身状態がどうか。
②全身状態がよければ、熱が続いても薬を使わずに経過を見て大丈夫。
(逆に、吐いたり痙攣したりしたら病院へ!)
③寒気があって顔色が悪いときには、温かくして。この段階で熱が上がってきていても、すぐに熱冷ましは使わない。水分を無理にとらせる必要はないが、体を温める飲み物は飲ませても良い。
※ 体が冷えないようにするが、熱の逃げ道がなくなるほど布団をかぶせたり厚着をさせたりしないこと!
④汗をかいてきて暑がるようになったら、布団を薄くして熱を外に逃がす。水分を少しずつ、複数回に分けてとらせる。赤ちゃん用イオン飲料、麦茶、湯冷ましが適。
※ 解熱剤(熱冷まし)は病気(発熱の原因)を治す薬ではない。解熱剤を使う目的は、高熱による症状を和らげ、少し楽に眠れたり水分をとれたりできるようにするため。
※ 首の横や脇の下などを冷やしてあげるのも有効。
※ 熱性けいれんの心配のある子は、早めに解熱剤を使用する。
診療のときに必要な情報
・外見での症状
・いつから始まったのか
・どの程度か(食べたり飲んだりできるか、眠れるか)
・よくかかる病気、経験した大きな病気
・薬や食べ物のアレルギー
・飲んでいる薬
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うちの1歳児は、1歳になったばかりの日(先月)と昨日の2回、39℃を超える発熱を経験しました。症状は動きがにぶかったり、息が少し荒かったり、少しだけ食欲が落ちた程度。ご飯を食べてくれるのは安心材料です。
前回、突発性発疹を心配して調べたりもしました。今のところ、まだ経験していませんが。
・突発性発疹の潜伏期間ナビ
・甘く見てはいけない突発性発疹(11ヶ月息子の場合)
・突発性発疹
・6ヶ月 40度近い熱<突発性発疹>の洗礼
ただ、先月の発熱は一晩で引いてくれたのですが、今回は2日目も午後に熱が上がってきてしまいました。(40.4℃まで…) 来月=4月から保育園に入ったら、もう少しいろいろな疾病を経験するかもしれません。
でも、これからも、元気に楽しく!
(今の熱も早く引きますよーに。)
●子どもの病気と健康管理(2012年6月4日)
●授乳中に安全に使用できると思われる薬/適さないと判断される薬(妊娠と薬情報センター@国立成育医療研究センター)