祖父が呼んでくれた観梅


 3月に見ごろを迎える、偕楽園の梅。


 いつもは、この時期は混雑でそこまで着くのが大変と行かずにいるのですが、今年は足を運んでみました。


 祖父が水曜日に亡くなり、土日にその葬儀で水戸に行ってきたためです。


 大正5年生まれで満96歳。その年まで、自らの手でご飯を食べていたこと、私も見習いたいこと。
 言葉の多くない人でしたが、一昨年の正月に握手したときに「温かいね」と言ってくれたときの表情を、よく憶えています。


 寂しさはもちろんありますが、葬儀の散会後、親戚が皆明るかったのが印象的で。ほんと、96歳ってすごいと思わされました。

 ほんっと、よかった。