大きな満月と接近中の火星

今日は、2010年1月に見ることのできる
2回目の満月の日でした。
1回目は元旦でしたね。
この、ひと月に見られる2回目の満月のことを
ブルームーンとも呼ぶそうです。
→ Wikipediaブルームーン

さらに、今回は真っ赤な火星を
月のちょっと上に見ることができます。

満月ということは、太陽-地球-月がこの順番に
ほぼ一直線上に来ていることになりますが、
今、火星も太陽-地球-火星の順に
ほぼ一直線上になっているのです。
だいたいの位置関係を示すと、下のようになります。

(太陽)――――――――――(地球)(月)―――(火星)

火星がこの位置関係にいる今、
これが地球に最も接近している時期でもあります。
地球は太陽の周りを365日で1周、
火星は687日で1周しているために、
この接近は2年2ヶ月に一度起こります。

火星が地球に近づき、最も明るく見える時期は、
もうしばらく続きます。
ふたご座とかに座の間にある明るくて赤い星を、
皆さんも是非見てみてください。

最後に、月についてはこんな面白い記事も見つけました。
今月2度目の満月は大きな満月 2010年1月30日
(ウェブサイト『つるちゃんのプラネタリウム』より)

できれば、もう少し早く紹介すれば良かったですね。
月を見たときには、これを思い出して、
次の満月を楽しみにしてください。


1月31日の朝に、運河で撮った満月を追記しました。
曇り空でしたが。(2010.2.1)