【北東北】青森・奥入瀬渓流散策

この秋、9月20~22日に行ってきた東北旅行
ハイライトは、青森県の、奥入瀬渓流散策でした。
渓流は、十和田湖の「子の口」から始まり、
そこから「東北自然歩道」が伸びています。
今回、私たちは子の口から石ヶ戸までを歩きました。

たくさんの場所で、水が滝として両脇の山(崖)から
奥入瀬渓流に流れ込んでいました。
九段の滝、不老の滝、白糸の滝、
白布の滝、雲井の滝、千筋の滝・・・

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九段の滝。優しい水の線が印象的でした。

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雲井の滝。近くまで行くと、水しぶきと
とてもひんやりした空気に触れることができます。
昨年8月に行った、那須の乙女の滝
涼しい滝壺が、思い出されました。

一方、渓流が見せる流れは、銚子大滝、
白銀の流れ、石ヶ戸の箱庭、そして・・・

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阿修羅の流れに、青モミジとカエデ。
ポスターなどにもよく使われる所なのだそうです。

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この奥入瀬渓流ですが、人気のシーズンや
連休中は、とても車が混雑するようです。
駐車場に入れない日もあると思いますし、
渓流沿いの一本道は、駐車場に入れなかった
人の路上駐車による渋滞も発生していました。

私たちは今回、子の口から「雲井林業バス停」までを、
川の流れと同じ方向に歩きました (4.1km)。
さらにそこから石ヶ戸までバスで行って、
石ヶ戸から「雲井林業」までを、川の流れと
反対方向に歩きました (4.7km)。

本当は、渓流が見せる美しい流れを見るには
川の流れと反対方向に歩いた方が良いようです。
そのため、できれば石ヶ戸から子の口に向かって
歩いていきたいところでした。
私たちは、子の口から雲井林業まで歩くときは、
後ろを振り返り景色を見ながら進みました。
もちろん、それもとても良かったです。

しかし、閑散期であれば、石ヶ戸などに車を停めて、
そこから湖の方向に歩いて行き、
帰りも歩いても、帰りはバスでも、
という予定でも良いでしょう。

一方、混雑する時期の場合は、今回のように
渓流沿いの道に車で入らない旅程を選ぶべきと思いました。
渓流沿いの一本道も、その道沿いの
駐車場も大混雑するからです。
(そうなると、バスも遅れてしまいます!)


私たちは、子の口に車を停めて歩きました。
ただ、ここの駐車場の広さも限りがあるので、
待たずに停められたのは、運が良かったです。
十和田湖畔をバスやフェリーで移動し、
渓流沿いまでアクセスするのが
最も良い選択肢だと思います。

渓流沿いの道を走るバスは、名所で徐行し
解説のアナウンスもしてくれるので、とても良かったです。

とてもきれいな景勝地だったので、また次も
下調べをしつつ、良いハイキングをしたいと思います。