経営学から学ぶ心構え

『マネジャーの職務: その神話と事実の隔たり』より

・ マネジャーには、義務を利点に買え、やりたいことを義務に買え、自分の時間を自由に管理することが求められている。
・ 仕事をうまく処理できなかったマネジャーは、失敗を義務のせいにする。有能なマネジャーは、義務を自分自身の利点に変える。


『モチベーションとは何か』より

・ 満足の反対は不満足ではなく、満足を抱けないこと。
・ 不満足の反対も満足ではなく、不満足が存在しないこと。


ピグマリオン・マネジメント』より

・ 優れたマネジャーは、相手に「高い業績を達成できる」という期待感を抱かせることができる。
・ 期待を伝える上で重要なのは、言葉ではなく態度。
・ 相手の才能を伸ばす能力に自身を持ち、相手に不安を見せない。
・ 相手への期待が現実的で実現可能であることを示せば、相手にとって高い生産性の目標を達成させるインセンティブになる。
※ ピグマリオン効果とは、一人の人間の期待が他人の行動に及ぼす影響力のこと。
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 ダイヤモンド社より刊行されているハーバード・ビジネス・レビュー(2006年11月号)より、心に残った言葉を挙げてみました。この雑誌は、経営学についての過去の論文を取り上げ、解説しているものです。
 私は今、30人近くラボの中で生活しており、3人の後輩と一つのチームを組んで研究を進めています。この言葉には、一緒に仕事をするときの心構えのヒントが示されているような気がしたので、記録しておきます。

 

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