一昨日は首都圏でもわずかな積雪がありましたが、1月末は雪のドカッと積もった越後湯沢でスキーをしてきました。
4歳の人が「プリキュアのお家に行ってみたい」というので、そんなものあるんかいなと調べてみたら、湯沢の東映ホテルにそんな部屋があったんですね。そこなら小学生の兄がスキーが好きだしということで、行ってきたところです。
4歳の人が楽しんだ部屋。好きな人は衣装の貸し出しなども楽しんで、さすが東映というサービスでした。
天気の方は、着いた土曜日は雪の降る中でのスキーになり、
一晩で20cm以上の雪が積もるという茨城県民の知らないレベルの雪を体験しましたが、
明けた日曜は晴れ。新雪の上、快晴の下では、スキーをしない私でも来てよかったと思う景色を楽しみました。
この湯沢は、首都圏から見て新潟県の入り口に位置することもあり観光客の多い土地に見えますが、人口自体は8000人を割り込んできた「町」。夏は、岩原などスキー場のホテルが学生スポーツの合宿地になったりもしますが、やはりスキーなど雪を売りにしたスポーツの時季が稼ぎ時なのでしょう。
それを示唆する自治体からの発表データとして「観光統計」が、見てみると面白いです。客単価は分からないものの、観光客の大まかな来訪目的ごとの「人数」が出ています。
➡ 観光統計/湯沢町公式ホームページ
これを見ると、新型コロナ肺炎の発生前年の2018年度までの年間の観光客合計は400万人超で、そのうちスキー客は60%程度の250万人ほど。
ただその推移は、年間の合計が1000万人超でスキー客も最多の800万人超を記録した1992年と比べると、1992年から2018年の26年間で「温泉」客が16%減(123万→103万人)なのに対し、「スキー」客は71%減(818万→237万人)、おそらく夏の合宿利用客などであろう「スポーツ」も61%減(377万→147.7万人)。若者人口減少の影響悲惨、というところでしょうか・・・。そりゃ、二階建て新幹線も必要なくなりますわ。
越後湯沢は、新幹線で東京から最も速くつける「日本の背骨」の北西側で、新幹線を降りて10分も歩けばスキー場。そんな所は他にあるのでしょうか。スキー・スノボのシーズンの人の呼び込みで、町に必要な分を稼げるほどの特色をもっと発揮してほしいものだと思います。(私自身はスキーをしませんが。山は走るところですので!)