先週から福井・勝山、富山・五箇山と寄りつつ、月遅れ盆は長野の上田にいました。送り日のお寺では、ヒガンバナの近縁種の「ナツズイセン」という花を見つけました。
ナツズイセン(ヒガンバナ科)
この花は、ヒガンバナと違って太い花弁を開くこと、それが8月中旬から下旬に咲くこと、春に出た葉が枯れた後に花を咲かせること(逆にヒガンバナは、花が枯れた後に葉が伸びる)というのが特徴のようです。Wikipediaでの記述が多くはないものの面白いです。
●ナツズイセン(Wikipedia)
初代上田城主である真田昌幸の夫人、山手殿(寒松院)による発願で建てられた寺で、その墓もここにあります。
この上田(長野)から帰りはいつもの上信越道でなく、「諏訪高島城に行ってみたい」という6歳の人のリクエストに応え、諏訪~中央道経由で帰ってきました。
諏訪湖畔の雰囲気によく合った、高島城の木造天守。これは明治維新での廃城で一度は取り壊されたものの、地域の人たちにとっての城の存在は大きく、維新100年後の1970年に再建されたのだそうです。
江戸時代は諏訪湖が足元まで広がっており、「諏訪の浮城」と呼ばれていたとのこと。
天守を登ると、遠くの富士山まで望むことのできる、爽やかな眺めでした。
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中央道上り線は、八ヶ岳や南アルプスの山並みも楽しみつつの帰り道。が、その後、車線の少なくなる談合坂からバスが故障(ガラスが飛び散ってたから事故か?)していた小仏トンネル内まで大渋滞。中央道は都心部も片側二車線の道が続きますし、混雑の時期に通るのはなかなか厳しいと実感させられました。距離的に、長野県の入り口まで遠くはないのですけれど。
双葉SAではここ名物の「勘助辛味噌肉ラーメン」が美味でした。八ヶ岳も望めましたが、山並みを見るには諏訪寄りの八ヶ岳PAからの方が良さそうです。
●福井・勝山の「恐竜王国」
●越前・福井の城めぐり(越前大野城、丸岡城)
●火薬の村・五箇山から薬の町・富山
●盆のお寺にナツズイセン~諏訪高島城
<旅程>
諏訪高島城
↓ 30分
諏訪IC
| 40分 富士見/小淵沢から甲府盆地まで、
↓ 40km弱で700m下る。
双葉SA(甲府の西隣)
↓ 25分
勝沼
| 15分 笛吹から14kmほどで
↓ 400m上り、笹子トンネル。
大月
↓ 大渋滞で2時間20分(※)
八王子
↓ 30分
鶴ヶ島
↓ 30分
幸手/五霞
※2時間20分というのは、茨城県南から郡山や軽井沢、伊豆まで行ける時間ですよ・・・。