我が子(幼児)と職場(大学)に行くということ

 この土日は、大学の研究室対抗バレーボール大会でした。日曜日は2歳児とともに、大学の会場へ。日頃お世話になっている先生方に、我が子の紹介をできたのはよかったかな。

 私が幼児を連れて大学に行くのは、今回が初めてではありません。ラボの教授との打ち合わせまで、この子同伴ですることをお許し頂いたこともあります。
 この子ども同伴で大学に行くのは、だいたい妻が冠婚葬祭か土曜出勤で、かつ親戚が実家に帰っていて不在、というときなのですが。

 一方の大学で、幼児を見ることは普段まずありません。
 もしTwitterFacebookがなくて、仕事しながら育児をする人の声を聞く機会がなかったら、私も大学に子どもを連れていこうとは、なかなか思えなかったと思います。現代の育児の先輩たち、そしてその声を伝えてくれるメディアには、感謝するばかりです。

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 育児や家庭も仕事も、人と人との関わり合いです。だから、この2つを切り離す必要はありませんし、そもそも切り離すことは難しいとも思うんですよね。

 「公私混同」という言葉があるように、もちろんしっかりと分けるべきものもあります。(例:家族で職場やそのイベントを我がモノ顔で “占拠” とか… しちゃいかんですよ。) また、もちろん二つを切り離してこそメリハリを付け、それでこそ仕事や人と良い形で向き合えるという人もいます。それに、すべての人に両方を持てという意味でもありません。念のため。
 ・・・ですけどね。

 一方で家庭の中に仕事があったり、仕事の中に家庭があったり、その存在がもう少しフツーにあっても良いと思うのです。

 私が子ども同伴で職場に行ったとき、そこで子どもが「かわいい~」と言われてばかりいると、何だかうまくいってないなと思うこともあります。単なる欲張りかもしれませんが、こう思うのです。

 我が子をまだ見ぬ学生に、仕事人の生活のリアルをもっと伝えたい、と。



 日曜日に2歳児の相手をしてくださった皆様、ありがとうございました。2歳児は皆さんのバレーボールのプレーに刺激を受けたのか、帰宅直後に家の前で、シャトルランとジャンプの練習を繰り返していました。

 また会いにいきます。