なんだかんだ言っても、同じ時をすごした学生が無事に卒業するというのは、嬉しいもんですね。
昨日に理科大の卒業式。少しは寂しいと感じるかと思ったのですが、まったくそんなことはなく。研究室で卒業生へのメッセージを求められても、とくに今言いたいこともなく。
そう思うのは、私の心が冷たいからなんでしょう（笑）
もうこの研究室で、とくに教授の下で学んでくれたことは、すでに本人の行動に染み付いているんですよね。だから、この研究室で私が言っていたことなんかも、もう全部忘れてしまっていい。卒業したら、これから見て覚えていくことが、たくさんあるわけですから。
そんな「今」、私から言いたいことがあるとすれば、それは一つだけ。
自信を持って卒業してください。
それだけです。その上で、これからの世界を生きてほしいと思います。
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昨日は（卒業生の胴上げと）学位授与式と学部の謝恩会に、今日は研究室の謝恩会に出席してきました。今夜だけは、皆も私も次に見るであろう世界の広さを忘れ、今感じる安堵の気持ちに浸ります。
あ、卒業生にもう一つ。
楽しい研究室生活をありがとうございました。
●苦労せずに卒業してください
