【フランス】ヴェルサイユ宮殿・庭園

 今回、パリに到着した日(6月12日)にヴェルサイユへ行ってきました。



 これはご存知の通り、世界遺産にもなっているとても豪華な宮殿です。悔しくてもすごいと思わされてしまうものです。これがこれほどまでに豪華にできたのは、古くの政権が独裁的で「力を見せ付けるために」作られたからこそであると思うと、すごいと思ってしまうのが悔しいのですけれど。

 それでも、独裁政権が倒された後も宮殿が残され、現在は観光名所として人を集めている点はとにかく素晴らしいと思います。上の写真は、有名な鏡の回廊(Galerie des Glaces)。次いでナポレオン1世の描かれた絵を見たら、この日1日、ショパン英雄ポロネーズが頭に浮かんで離れませんでした。



 この日は雨だったので(寒かったです・・・)庭園をなかなか美しく写真に写せませんでしたが、とても広くて緑と鳥が溢れていました。



 庭園は、宮殿の奥にずっと広く広がっています。この庭園をゆっくり回ると、その広さに圧倒されるでしょう。この日は、大噴水祭(Grandes Eaux Nocturnes)も行われていました。今度、晴れの日にまたゆっくり歩きたいと思います。

 最後に以下、パリ市内からヴェルサイユのアクセスについて(料金は2012年6月12日現在)。

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 ヴェルサイユまでパリ市内からは、RBR C5線で3.25ユーロ、所要30分ほど。国鉄(SNCF)では、サン・ラザール駅(Gare St-Lazare)から4.0ユーロ、所要30分ほどです。



 こちらは、サン・ラザール駅からの国鉄の終着のVersailles-Rive Droute駅。さっそく、ホームでバラが迎えてくれます。
 RBRと比較すると、サン・ラザール駅からの国鉄の方が少しだけ料金が多くかかります。しかし途中に、エッフェル塔からモンマルトルの丘までのパリ市内をを一望できる区間があってきれいでした(下の写真)。こちらも、晴れた日にもう一度乗ってみたいです。



 また、RBR C5線からもパリ近郊の街並みがよく見えて楽しめました。他にも、私は乗っていませんが、モンパルナス駅からヴェルサイユに行ける国鉄もあるそうです。所要時間や本数などは未確認ですが。

 こちらは今、2012年6月16日の午前11時前。これから、今回の学会の最後のcoffee breakです。