未来はわたしのもの わたしは今こそ芸術の力をもって―
閉じ込められるような。でもその中は無限に広がっているような感覚。表現されているのは「無限の増殖」。「無限の増幅」でもあるのかな。
絵から発せられる力に、もっと打ちのめされたいと思います。しかし残念なことに、私の感性は、絵の力をそのまま受け止めることを妨害します。絵の世界も、言語化することを極度に望んでしまうのですが、私のその力が絵に負けてしまっているような感じです。
言語化は私の強みではあるのですけれど。
それにしても、改めて「赤」は私にとって特別な色だと感じます。なぜだかは分かりませんが、遅くとも私が小学校低学年のときにはそうでした。
永遠の永遠の永遠に 私の精魂こめた芸術をぜひ見てほしい―
これを見に行くことが、一昨日に田蓑橋を渡った目的です。この展覧会、2012年4月8日までは大阪(国立国際美術館)で開かれているそうです。とても不思議で面白い空間でした。