【北陸】越前・加賀の文化

 先々週に訪れた「越前」や「加賀」と呼ばれた地域は、いろいろな場面でその地の文化を大切にしていることが感じられるところでした。地域のものが何かと地名を冠し、「越前○○」「加賀○○」などと呼ばれているのです。地域のものがブランド化され、それにその地の人が誇りを持つことはとても良いことだと私は思っています。なので、そういう地域はつい応援したくなるとも思います。



 上の写真は九谷焼(のお手軽な品)。宿泊した山代温泉(石川県加賀市)の近くに「九谷美陶園」があり、是非行きたいと思って行ったところでした。「瑛生の器」と呼ばれる陶器は日常生活にも使いやすい明るい雰囲気のものが多く、とても気に入りました。
 大学に戻ると、教授は違った雰囲気の九谷焼を買ってきていて、それと比べて見るのもまた面白かったです。



 こちらは帰りの金沢駅で買った、加賀友禅のハンカチ。自宅では10月になっても梅雨時のものを飾ってしまっていたのですが、ようやくこれを変えることができました。柄は折り鶴。
 併せて、「友禅千代紙」という柄の美しい和紙折り紙も、永平寺近くのお店で手に入れました。これで折り鶴などを作ったらきれいだろうなと思います。




 こちらは、同じく永平寺の近くのお店で手に入れたごま豆腐。すごく濃厚で美味でした。




 最後に、こちらはこの地方に独特の厚い座布団。あまりの厚さに、これは背もたれとして使うクッションか肘置きとして使うのかと勘違いするほどでした。

 これからこの地方は、私の苦手な雪の季節に入るのだと思います。また来年、行けるかな。