実験で吸入麻酔薬「ハロタン」を使っていて、
体の不調を来たす事故が国内で起こったそうです。
・麻酔薬吸い込み:医師が入院 京大で実験中誤り
(2011年1月25日、毎日新聞)
・動物実験中に麻酔漏れ、京大医師が入院
(2011年1月25日、日刊スポーツ)
この麻酔薬自体は人にも用いられるものなので、
もし排気に不備があっても、絶対に肝障害が
起こってしまうわけではありません。
事故にはならないことの方が多いでしょう。
しかし、だからこそ「100%ではないが起こり得る危険」
があることに注意を払わなくてはいけません。
この麻酔薬は、私も実験で使うことがあるのです。
気をつけないといけませんね。
(ニュースはラボの後輩が教えてくれました。
どうもありがとうございます。)
(2011年1月26日、追記。)
ひとまず、麻酔薬を開けるのを
ドラフトチャンバーの中だけに限っていれば
大丈夫であるとすることにしました。
これが対策として十分であると良いのですが。