絵にも説得力が必要!?
「絵画の作品にも、何を表現しているかを示せる
説得力があることが必要なんです。」
(定家亜由子さん談)
鳥肌が立ちましたよ。
今日は、学会の合間に、
亜由子さんからご紹介を頂いていた
「京都芸大日本画 × 大丸
日本画作品展CLASS」
に行ってきました。
私は、絵が対象をどう表現しているかの評価は
見る側の感覚に任されるものがすべてであり、
その側の感受性次第で如何ようにも
変わってしまうものだと思っていました。
しかし、そうではないことに気づかされたのです。
そういえばたしかに、私の好きな音楽の曲にも
みな説得力があることに気がつきました。
なるほど、という思いです。
データや言葉を使わずとも、説得力のあるもの――
芸術の本質を、少しは知ることができたでしょうか。
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『日本画作品展CLASS』
日時:
2010年11月17日(水)~30日(火)
午前10時~午後8時(最終日は午後5時まで)
場所:
大丸心斎橋店南館8階特選ギャラリー
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京都市立芸術大学の人たちの展覧会です。
絵を展示しているのは、日本画研究室の9人の画家さん。
それぞれが異なる描き方(技法)を持つだけでなく、
自分はこんなものを対象として描きたいのだという
信念も持っていることが伝わってくる場所です。
画家さんご自身が絵の解説もしてくれるので、
とても楽しい展覧会です。
絵画に興味のある方は、ぜひ大阪・心斎橋の
大丸南館8階・特選ギャラリーへ!
私は今日、ついでに、
心斎橋や道頓堀を散策してきました。
しかし、「食いだおれ」どころか、たこ焼き一つ
食べることすらもできませんでしたが・・・。
それでも、心斎橋まで歩いて往復した時間は、
学会で議論された内容を頭の中で整理できる
「大切な一人の時間」でもありました。
この日は国際セラミックス学会4日目でも
ありましたので、その参加報告はまた後ほど。
(心斎橋から中之島に戻る途中の中央大通。)
おつかれさまです。