【南紀】熊野本宮大社・湯の峰温泉
お暇をいただき、都会を離れ、
木の香りに囲まれた山中に来ました。
とても心安らぐ穏やかな土地。
場所は、熊野の本宮です。
熊野三山の中でも総本山である本宮大社は、
「繋」「心」「笑」を大切にしています。
また、ここでは「黒」という色が
「すべての色を合わせた尊い色」としていることも
印象に残りました。
しかし、どうも「私が神社に行く」というと
雨になってしまうようです。
浜松町 8:02 → (8:20) 羽田第一
今回の旅は、いつも「浜離宮に行きたい」と
思わされる浜松町発のモノレールからスタート。
小柄な車体が急なカーブを曲がっていくモノレールに
「怖くない!?」とときめく高校生が素敵でした。
羽田に新しくできた国際線ターミナルからは、
今日から定期便が発着します。
台湾出身らしき人が、9:40発の台北行きに乗るのか、
新しくできた国際線ターミナル駅で降りていきました。
羽田の機能も変わっていくのですね。
羽田 9:00 → 10:55 南紀白浜 (JAL1381)
台風14号が、初めの予報より速く進んでくれたので、
無事に出発することができました。
が、到着地の南紀白浜空港の悪天候により、
30分間の上空待機の後にようやくの着陸。
そのため、乗車を予定していた本宮への直行バスに
乗れず、バスと電車を乗り継いでの旅になりました。
白浜空港 11:17 → 11:40 白浜駅(明光バス)
白浜 11:58 → 12:12 紀伊田辺(JR紀勢線)
紀伊田辺 12:25 → 14:22 (龍神バス)
紀伊田辺から、中辺路沿いの国道311号線を東へ。
目下に流れる富田川の水が澄んでいてきれいでした。
本宮には、当初の予定より2時間遅れで到着。
ここは本当に心安らぐ場所でした。
しかし、天気は夕方まで時間が経つにつれて
雨が強くなってきてしまいました。
そういえば、2007年の1月に熊野速玉大社に
お詣りしたときも大雨でした。
他に、伊勢も宮島も宇佐も霧島も雨でした。
「私と神社といえば雨」というのが
すっかり常になってしまったように思います。
まぁ、それもいいでしょう。
本宮の旧社殿のあった大斎原には、
「日本一」とも称される大きな鳥居がありました。
今夜は、本宮近くの「本宮温泉郷」の一つ、
湯の峰温泉に滞在しています。
「熊野権現が不治の病をも癒す」という
薬師信仰の中心地であり、小栗判官の蘇生の
逸話を伝える「つぼ湯」もある地です。
私も何か治りますかね?
・2010年10月31日~11月3日
熊野本宮~高野山~奈良