キュベット委員会‐コラム掲載のリケジョ(講談社)創刊号発刊

先日、生化学若い研究者の会
キュベット委員会で書いたコラムの掲載された
講談社会員誌「リケジョ」創刊号が発刊されました。
私たちが、昨年の秋にこの企画の誘いを頂き、
準備を進めてきたものです。

今回掲載されたコラムは、次の4つです。


講談社『Rikejo』創刊号(2010年6月号)
ページ32‐リケジョサイエンスコラムPart1
ゲノムで個性を“読む”時代
  新しい研究機器「次世代シークエンサー」の話題
乾燥は肌の大敵
  空気の乾燥と肌荒れとの関係について
ページ62‐リケジョサイエンスコラムPart2
ナメクジはカタツムリから進化した?
  姿の似たカタツムリとナメクジとの関係について
話題の透明標本を知っていますか?
  研究手段でもありアートでもある透明標本の話題


キュベット委員会では、このコラム企画を通して、
理科(自然科学)の面白さや、
それを学べる大学やその先の職場を紹介したい
と思い、執筆を担当しています。

ご覧になりたい方は、私かもしくは
講談社に直接お問い合わせ頂ければ幸いです。
たくさんのご意見、ご感想を募集しています!


以下、この「リケジョ」とは何かということを
簡単に説明したいと思います。


「リケジョ」は、講談社
理系大学を目指す女子中高生を支援するために
立ち上げている企画です。

私たちはこの企画の会員誌の中で、
先に紹介したようなコラムの執筆を担当しています。
まだ企画が本格的に動いていない段階なので、
今後どのように進んでいくのかが
決まっていない部分も多いのが現状ですが、
何とかうまく、企画を進めていきたいと思っています。

女性が理系での大学進学や就職を目指すことは、
地域によってはあまり理解されていない所も
あるということを聞いています。
このような環境の中にいる女子中高生は、
たとえ理系学科に興味を持ったとしても、
それを大学でさらに学ぶチャンスが
得られにくいということがあるかと思います。

「リケジョ」は、そのような人を含め、
女子中高生やその保護者に対して、
情報提供をはじめとしたサポートをすることを
目的としています。そこには、

「相談する」「調べる」
「読む」「ふれあう」

この4つをテーマにしたコンテンツが
それぞれ用意されています。
私たちのコラムは、このうち「読む」コンテンツである
会員誌に掲載されています。

是非、こちらの企画ウェブサイト(講談社
も合わせてご参照ください。
理系女子応援サービス Rikejo[リケジョ]


どんなことができれば役に立つのか、
私たちも模索しながら企画に関わっている段階です。
合わせて、ご意見、ご感想を頂ければ幸いです。